猫5匹と暮らすおじさんランナーの日記

49歳でランニングを始め51歳でサブ4達成。その後サブ3.5を目指すが、毎年ケガに苦しむ扁平足おじさんランナー。札幌在住

【レビュー】メレルの滑らないウインターシューズ 「コールドパック アイス+ ミッドポーラー ウォータープルーフ」

 

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昨年発表され話題になったメレルの雪道でも滑らないウインターシューズ、ICE+(アイスプラス)シリーズの最新モデル「COLDPACK ICE+ MID POLAR WATERPROOF」を購入しのだが、これが期待以上に良い靴だったので皆さんにご紹介したい。

 

メレルICE+(アイスプラス)購入動機

実は昨年の冬、私はバーゲンで安くなっていたKEENのアンカレッジブーツⅡを購入、暖かくなるまで履き倒した。サイドゴアで脱いだり履いたりがラクで、裏ボアも暖かく、概ね満足していたが、唯一気になったのが、雪道(氷)の上で極端に滑ることだ。圧雪なら問題ないのだが、濡れた氷の上では長年雪道を歩いている私でも何度も転びそうになった。

outdoorlife.hateblo.jp

 

 

濡れた氷に強い「ヴィブラム アークティックグリップ」

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まるでそんな私の不満を見透かしたかのように昨年発表されたヴィブラム社の新開発ソール「アークティックグリップ」は元々アウトドア性能で定評のあるヴィブラム社の冬用アウトソールに比べて、濡れた路面のグリップ力が3倍高いとのこと。昨年の発表時に見送ったメレルICE+だったが、今期は満を持して購入のとなった。

 

雪道(圧雪)の耐滑性能は合格点

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 早速、圧雪路面を歩いてみたが、やはりKEENアンカレッジブーツⅡとは耐滑性がひと味もふた味も違う。全く滑らないとまでは言わないが圧雪路面なら安心して歩けるレベルだ。後日、氷点下の凸凹アイスバーン上では見事に滑って転びそうになったが、ウインターシューズとしては充分な性能であると言えるのではないだろうか。

 

もう一つのオススメポイント「長時間歩いても疲れにくいインソール」

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 ICE+(アイスプラス)シリーズはどうしても滑らないことで注目されがちだが、実際に履いてみると非常に履き心地が良いことに驚く。そこでKEENアンカレッジブーツⅡのインソールと比べてみたのだが、メレルのインソールはアーチサポートがかなり高くしっかりしていた。

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写真だと少しわかりにくいが、ヒールも深くしっかりホールドする形状になっている。

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 長時間歩行の疲労もしっかり考慮するあたりはさすがメレルというところだろうか。まぁ、そのこだわりはしっかりと価格に反映されているのだが(笑)